ノーマル(Normal)
分類回転数 難易度重要度
-1 1S
親指の周りを1回転させる最も基本的な技です。
まず、親指と人差し指でペンをはさみ、人差し指のとなりに中指を、ペンの下側から薬指をそえて支えます。このとき中指はなるべく、ペンの重心付近にあて、ペンと親指は60度前後の角を成す様にします。
そして中指でペンを押し出しますが、このときは「押し切る」ことが重要となります。ただし、「押し切る」とは決して力を込めて押すという意味ではなく、親指の付け根付近に向かって最後まで押し出すということです。
特に練習当初は回転力不足になりがちですので親指と中指の両側から押すようにすると良いかもしれません。又、回転中にペンが奥、手前側等に落ちてしまう場合がありますが、それは弾く強さや手のひらの角度を調節することで改善できます。何よりも重要なことは「しっかりと親指をたてる」ことであり、こうすることにより軌道が安定し、キャッチもしやすくなります。(人差し指を弾いた瞬間に引いておくことでキャッチが確実となります。)

※動画では二回繰り返しており、1回目は親指と中指でキャッチしたもの、2回目は親指と人差し指でキャッチしたものです。後者の方が一般的ですが、前者でのキャッチに慣れておくことで、「コンティアスノーマル」等の習得を早めることができます。

シングルアクセル(SingleAxel)
分類回転数 難易度重要度
[Mu]1.5 2A
ノーマルの発展技で1.5回転しながら親指のまわりを回る技です。親指を寝かせ、やや強くはじきバランスに注意することがポイントとなります。練習の際はまずは指の上でバランスをとることのみに重点を置いて、徐々にスピードを上げていくとよいでしょう。

ダブル(Double)
分類回転数 難易度重要度
[Mu]2.0 3B
ダブルアクセル(DoubleAxel)
分類回転数 難易度重要度
[Mu]2.5 3C
トリプル(Triple)
分類回転数 難易度重要度
[Mu]3.0 4D
ノーマルの発展技でそれぞれ、2回転・2.5回転・3回転しながら親指のまわりを回る技です。基本的なポイントはシングルアクセルと同様にいかにバランスをとるかが重要となります。練習する際には「自分の回しやすい場所」を見つけることで習得を早めることが可能です。

クアドラプル(Quadruple)
分類回転数 難易度重要度
[Mu]4.0 5E
クウィンタプル(Quintuple)
分類回転数 難易度重要度
[Mu]5.0 6E
ノーマルの発展技で、それぞれ4回転・5回転するものです。ポイントは前に述べた様に回しやすい場所を見つけ、バランスに注意する以外にはありませんが、トリプル程度ができればほぼコツはつかめており、練習次第でさらなる多回転も目指せます。
※なお、動画では弾いた後、親指と人差し指をつけ、軸がぶれた場合でも安定するようにしています。

リバース(Reverse)
分類回転数 難易度重要度
-1.0 2S
ノーマル」とは逆方向に親指の周りを一回転させる技で、多くの場合習得に時間を要する「関門」となる技です。
まず、通常ペンを持つように構え、そのまま人差し指をコの字型にまげて、ペンの重心付近にあてます。このとき親指と中指はペンを支えられる程度に力を抜いておき、又親指と人差し指の間隔が狭くならないように注意します。
そして、ペンを押し出しますが、このとき重要となるのは「指先をペンに垂直にあてる」ことと「コの字型を崩さない」ことです。つまり、人差し指のコの字型を維持したまま指先〜つめでペンに垂直に力を加えます。リバースにおいても練習当初は回転力不足やペンが落ちてしまうことがありますが、ノーマル同様に「親指をたてる」ことに注意して力加減や手のひらの角度を調整することで改善できます。
その後、ペンをキャッチしますがこのときはペンが回ってくるのを待つのではなく、キャッチする指でペンを取りにいくことを心がけることでより正確なものとなります。
※動画では2回繰り返しており、1回目は親指と中指(および薬指)でキャッチしたもの、2回目は親指と人差し指(および中指)でキャッチしたものです。前者の方が一般的ですがコンボ内では後者の方が多用されます。

シングルアクセルリバース(SingleAxelReverse)
分類回転数 難易度重要度
[Mu]1.5 3B
リバースの発展技で、1.5回転しながら親指のまわりを回る技です。
やや強めにはじき、親指を寝かせ、バランスを意識しながら回します。その後、リバース同様に(右手なら)親指の左方からキャッチしますが、右方から(親指の周りを回らずに)キャッチした場合は「フェイクトリバース」のマルチプルとなります。

ダブルリバース(DoubleReverse)
分類回転数 難易度重要度
[Mu]2.0 4C
ダブルアクセルリバース(DoubleAxelReverse)
分類回転数 難易度重要度
[Mu]2.5 4D
トリプルリバース(TripleReverse)
分類回転数 難易度重要度
[Mu]3.0 5E
リバースの発展技で、それぞれ2回転・2.5回転・3回転しながら親指のまわりを回る技です。
シングルアクセルリバースと基本的な部分ではさほど差はありませんが、回転数が増えるとパワー不足になりがちです。この場合、親指を人差し指の両側から押すことを意識すると改善できます。

フェイクトノーマル(FakedNormal)
分類回転数 難易度重要度
[Fa]1.0 2C
ノーマルとは異なり、ペンを親指の周りではなく、その上で回す技です。あらかじめ親指を寝かせておき、ノーマル同様に弾き、親指と人差し指の間にペンを落とす様にしてキャッチします。
Movie1では人差し指で、Movie2では中指で弾いた「フェイクトノーマル」です。

フェイクトリバース(FakedReverse)
分類回転数 難易度重要度
[Fa]1.0 2C
リバースと異なり、ペンを親指の周りではなくその上でまわす技です。手を勢いよく開きその惰力でまわす方法(Movie1)と、リバースと同様に弾き、キャッチのときに親指を引いてその上を回るように調整する方法(Movie2)の2種類があります。

フィンガーレスノーマル(FingerlessNormal)
分類回転数 難易度重要度
[FL]1.0 1B
ノーマルを中指で弾かずに、手首のスナップだけでまわす技です。
親指と人差し指の根元部分でペンをはさみ、手全体を素早く下に下げて回します。
なお、この技を習得しておくことでスクエアの習得の際に感覚がつかみやすい場合があります。

フィンガーレスリバース(FingerlessReverse)
分類回転数 難易度重要度
[FL]1.0 1B
この技はフィンガーレスノーマル同様にスナップのみでリバースをする技です。構えなどはほぼフィンガーレスノーマルと変わりませんが、回すときは、やや手を押し上げることを意識します。又、この技の習得により、スクエアリバースの習得の際に感覚がつかみやすい場合があります。


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